Kindle版を2017年11月06日に購入して読み、最近また読み返しましたので、レビューします。
著者紹介
著者の本間俊之さんは1963年生まれ。私より11歳年上です。
48歳のときに、健康診断でメタボと言われ、走りはじめて1年半でサブ3達成。
53歳9ヶ月で2時間44分03秒の自己ベストを達成、という素晴らしい記録を持つお方です。
響いたところ
50代になっても自己ベストを更新しているところ
同書では「マラソンは2時間+年齢で走ることができる」と説いており、これにはとても勇気づけられました。 当時 50 歳の私は、2時間 50 分で走ることができるということ。直感的に「これを目標タイムに再出発しよう!」と思ったのです。(本書籍より引用)
同書というのは『 e A 式 マラソン〝 新常識〟 トレーニング』( ナツメ 社)です。
50歳で2時間50分という目標を立て、53歳で2時間44分まで記録を伸ばすなんて凄すぎます。
44歳の自分なんか、まだまだ伸びしろだらけです。
勇気が出ます。
マラソン本をたくさん読み、トライアンドエラーを繰り返している姿勢
私自身、市民ランナーとして少しずつ成長するため、日々仮説を立てては自ら実験し、結果をフィードバックして新しい仮説を練り上げ……と繰り返しながら自分に合う方法を模索してきました。(本書籍より引用)
私もマラソン本は好きでたくさん読んでいるので、読んだことのある書籍名がたくさん出てきます。
著者は読んだことを実践して、トライアンドエラーを繰り返し、また成長に応じてさらに繰り返し、記録を伸ばし続けています。
自分が全然できていなかったことです。
著者ほど真剣にトライアンドエラーを繰り返したら、私もまだまだ成長できるのではないかと思います。
ジェルや容器もいろいろ試しているところ
多くのランナーは、エナジージェルを店頭で売られているパッケージのまま携行します。そして 25 km、 30 km、 35 km など、ポイントごとに1つずつ封を切り、ジェルのパッケージを一気に絞ってガッと飲み込むケースが多いようです。 私はそうせず、「ジェルフラスク」というエナジージェル専用の小型ボトルに入れて、レース中にチビチビと補給します。(本書籍より引用)
はい。多くのランナーの一人である私は、パッケージのまま携行しておりました。
さっそく、「ジェルフラスク」を買いましたよ。
レース中に封を切らなくてよいし、チビチビと補給できて良かったです。
フォームやトレーニング方法だけでなく、レース中の補給についても試行錯誤されているところが私には響きました。
他にも、「故障や棄権は新たな可能性の扉を開く」という言葉が、故障中の私の心を打ち、今まで読んだマラソン本を再び読み返しているところです。
おわりに
「本間さんすげー。素質が違う。自分には無理。」と思ってあきらめるのか、
「本間さんくらい実践したら、自分も同じところまではいけるかも!」と思ってやってみるのか
によって、この本の評価は変わってくると思います。
私?
後者に決まってるやん。
ブログに書くくらいですから。
故障を治して速く思いっきり走りたい!
この本がおすすめな人
- 40代、50代のランナー
- 速くなりたいランナー
- マラソン本はたくさん読んだけど、イマイチ実践できてないなあ、と思うランナー
- 年齢的にもうタイムの短縮は無理だと諦め気味のランナー
にこの本はおすすめです。
まだまだ私達は伸びしろがいっぱいだということがわかるはずです。
では、みなさま、今日も良いランを。
おしまい。