自己ベスト2時間27分48秒。
元卓球部で陸上競技の経験のない猫ひろしが、
なぜこんなにも速くなったのか?真夜中の40㎞走、10㎏の荷物を背負っての帰宅ランなど、
その背景には非常識なメソッドが隠されていた。芸人として忙しく働きながらも、日々トレーニングを積む。
忙しい市民ランナーの参考になる練習法だ。いまやリオ五輪代表にまでなった
猫ひろしのベールに包まれたトレーニング法を全公開!
2011年に出版された本で私は2014年10月に読みました。
サブタイトルは「市民ランナーのサブスリー達成術」
私はランニングを始めたばかでサブスリーを目指すどころか、「『サブ』って何?」と思っていた頃です。
走り始めた頃から3時間20分を切るまでの間に私が参考にした部分をご紹介します。
雨が降っても走る!
コツはただ1つ、細かいことを気にしない!雨が降っても、風が吹いても、走ろうと思えばたいてい、いつでも、どこでも、走れます。
はい。そのとおりです。
すいません。昨日、今日と雨だったので走っていません。
雨でもレースはありますよね。
この記事を書いたらすぐ走りに行きます!
呼吸筋を鍛える
僕は「パワーブリーズ」というグッズを使っています。(中略)
持久力必要とする陸上競技選手のタイムトライアルでは、パフォーマンスが2~4.5%アップしたという実験結果がでています。(中略)
呼吸筋まで意識してトレーニングしている市民ランナーは、ほとんどいないと思います。
だからこそ、こうしたグッズを使うことで差が生まれると思います。
ここを読んで私はAmazonで購入してしまいました。
赤の超負荷タイプです。
未だに目盛りは2の位置までしかあげられません。
2,3日に1セットしかやっていなかったので、今日から毎日2セットやります!
いえ、今、ブログを書きながらやります。
それから、パワーブリーズで、呼吸筋に少し刺激を与えます。パワーブリーズをやるとやらないのとでは、スタート直後の苦しさが違います。やっておくと最初からスムーズに走り出せるのです。
猫さんはレース当日もパワーブリーズをやっているようです。
私はレース会場に持っていったことはないので、今度試してみます。
ツービートで疲れの波を乗り切る
スピードを落とさないように、「1(イチ)、2(二)、1(イチ)、2(二)、」のツービートのリズムを大事にします。そのリズムに合わせて、自然と筋肉が動いてくれます。脚に力を入れると動きが硬くなってしまうので、疲れたときこそそうやってリラックスします。
私は、レースの後半、ペースが落ちてきたときにやっています。
「イチ、ニ、イチ、二」とつぶやくことで脚が少し動くようになり、なんとか粘ることができます。
まとめ
この本を読む前の私にとって猫ひろしさんは、「昇竜拳」とか「にゃー」って言う、ただの小さな芸人さんでした。
この本を読んだ後では、ストイックにマラソンと向き合い、国籍を変えてまでオリンピックを目指し、それを実現させたかっこいいランナーになりました。
やっぱり、結果を出す人は、見えないところで努力しています。
紹介した以外にも
- つべこべ言わず走る!とにかく距離を踏む!
- ランナー膝とのつき合い方
- テレビを見ながらカラダをケア
が参考になりました。
「ランションからの脱糞事件」はただただ面白かったです。
まだ、読んだことのない方は、お手に取ってみてください。
こんな人におすすめ
- ランニングを始めた人
- 「猫ひろし」の名前を聞いたことがある人
- マラソンでタイムを縮めたいと思っている人
- レースで「猫ひろし」さんを追いかけたい人
関連図書
読みたい、読みたいと思いながらまだ読めていません。
おしまい。