筋肉トレをして体を大きくしてしまうと、体が重くなり、マラソンでは不利だと考えるランナーは多いと思います。
私もそうです。
この本は筋トレを推奨するだけの浅い本ではありません。
ランナーなら筋トレをランニングに置き換えて読むとすごくしっくりくる自己啓発本です。
私がしっくりきた3箇所を紹介します。
人生も筋トレも辛い時にこそ成長が潜んでいる
筋トレではもう無理だと思ってから2~3回を死に物狂いで挙げきるから筋肉が成長する。人生も同じだ。辛い状況にこそ成長が潜んでいる。そう考えると、辛い状況すら楽しめる。簡単に諦めるな。辛いときこそ加速しよう。
「ランニングのインターバルトレーニングでは、もう無理だと思ってから2~3本を死に物狂いで走り切るから心肺が成長する。」と読み替えました。
設定本数をこなすのを諦めたくなるトレーニング終盤に思い出します。
「もう止めたいと思ってからの2~3本が成長につながるのだ、頑張れ俺」と。
この世に絶対はある
この世に絶対はないと言いますが、「今日は疲れたからジムに行きたくないなあ・・・」って思ってからの自分に喝を入れて無理やり筋トレに行った後に「来て良かった!人生最高!!筋トレ最高!!」ってなる確率は120%です。本当です。
本当にそうですよね。
今日は走りたくないなあ、と思う日はよくありますが、そこから自分に喝を入れて、着替えてランニングに行き、戻ってきた後は、「走ってよかった!人生最高!!ランニング最高!!」って思いますもん。
自分の手綱は自分で握れ。離すな。
誰も見ていない時にどれだけ自分で自分を追い込めるか。この一点だよ。切磋琢磨できる相手がいないだとかモチベーションが保てない事を環境のせいにしてる時点でダメだ。自分の手綱を他人に握らせるなんておかしいだろ?
普段は一人で走っている人も多いでしょう。
誰も見ていない普段のランニングが本番のレースに繋がります。
ちょうどいい練習仲間がいないとか、寒いとか、忙しいとか、環境のせいにしていたらダメですよね。
まとめ
こんな感じで筋トレをしないランナーでも、ランニングをイメージすると自分に突き刺さってくるメッセージが他にもたくさんある良本です。
「筋トレなんか関係ないね。」とお思いのあなたも、ぜひ手に取って見て下さい。
では、今日もよいランを。
おしまい