篠山ABCマラソン2018の後、ささやま荘のお風呂を利用したのですが、そこで、びっくりした出来事がありました。
会場からえっちらほっちら、20分ほど歩いて到着したささやま荘。
ゼッケンを見せて、整理券をもらって、5分ほど待ってお風呂に案内されました。
整理券を配るくらいなので、お風呂はランナーで賑わっています。
湯船に浸かって、ようやく一息ついていると、隣の人が
ぐてっ
と崩れるように倒れました。
周りのみんなで声をかけますが、返事がありません。
こういう時はどうすればいい?
胸骨圧迫?
AED?
いや、とりあえず、フロントに行って助けを求めよう。
フロントから救急車呼んでもらったり、必要ならAEDを持ってきてもらったりしよう。
出入り口に一番近かった私は、フロントに走ります。
更衣室を出ればすぐにフロントがあります。
更衣室を出た時に私は気が付きました。
オレ、素っ裸やん!
私はタオルをお風呂に忘れていたのでした。
しかし、人命には替えられません。
フロントには女性もいましたが、私は手で股間を隠し、従業員の方にお風呂で人が倒れた旨を伝えました。
その後、従業員の方と、お風呂にいた方とで倒れた方を抱きかかえて更衣室に移動させ、たまたま入浴に来たメディカルランナー(医師か救急救命士の資格を持ったランナー)らしき人が脈を取ったりしているうちに救急車が到着。
倒れた方は救急搬送されていきました。
更衣室に移動した時点では意識がもどっていたようなので、大事にはいたっていないとは思いますが、びっくりした出来事でした。
その後も、更衣室で座り込んで動けなくなり、別室で寝かされる人が出たりと、レースの過酷さを物語るお風呂となりました。
マラソン後のお風呂はとても気持ちのいいものですが、レース後は、水分を取ってしっかり休憩した上で利用しようと肝に命じました。
おしまい