2018年3月4日に開催された篠山ABCマラソンでは、スペシャルドリンクを置くことができました。
今回はスペシャルドリンクの置き方について書きます。
どこに置けるの?
篠山ABCマラソン2018では15キロ、20キロ、25キロ、30キロ、35キロの5箇所にスペシャルドリンクが置けました。
追記:2020年は15キロと30キロの2箇所のようです。
出典:http://tambasasayama-abc-marathon.jp/feature/
誰が置けるの?
篠山ABCマラソン2018では誰でも置けました。
陸連未登録の私のような普通のランナーでも置けます。
暑くなることが予想されていたので、5箇所とも置かせてもらいました。
追記:2020年は登録の部の選手のみが置けるようです。
スペシャルドリンクの準備はどうするの?
用意するもの
- 容器(空のペットボトルや100円ショップで買えるソース入れ)
- 好きなドリンク
- 油性マジック
最低限これだけあれば、スペシャルドリンクは用意できます。
少し目立つように用意したもの
- ストロー
- 厚紙(いらないお菓子の箱を切った)
- 針金にモフモフが付いたやつ(なんと呼ぶのかわかりませんが、100円ショップで買ってきました)
- ビニールテープ
私は、いらない500ccのペットボトルにドリンクを入れ、目立つように100円ショップで買ってきたストローといらない箱の厚紙を使って旗のようにしました。
容器は百均のソース入れを買って使う手もありますが、一瞬で捨ててしまうのがもったいないような気がして、いらないペットボトルです。貧乏性なのです。
スペシャルドリンクには、
- ナンバー
- 名前
- 置く地点
を書く必要がありますので、マジックで書きました。
ドリンクは何を入れたの?
あれこれ混ぜるのも大変なので、既成品です。
何の工夫もありません(笑)
置かせてもらったスペシャルは以下の通り。
15キロ・25キロ・35キロ地点
経口補水液200ccを500ccのペットボトルに入れて、アミノバイタルのゼリードリンクをテープで貼り付けて置きました。
水やスポーツドリンクより、吸収されやすく、トイレをもよおす可能性が低くなるだろうと思ってのことです。 たくさん入れても飲みきれないので、200ccくらいにしておきました。
20キロ、30キロ地点
当日の受付
スペシャルドリンクの受付テントがあります。
置きたいキロ数の列に並んで、スタッフに渡します。
どうやって受け取るの?
それぞれの地点の前に拡声器を持った方が、「スペシャルドリンクを用意されている方は挙手をお願いします」とアナウンスしています。
自分の番号が読み上げられるまで手を挙げてアピールします。
テーブルにいるスタッフの方が読み上げられた番号を聞いて、手渡してくれる仕組みのようです。
ただ、いつもスタッフの方が手渡すことができるわけではないので、自分のドリンクは自分でも探します。
ゼッケンの末尾で別れているのではなく、登録◯◯◯番から◯◯◯番、未登録◯◯◯◯番から◯◯◯◯番のように置かれているテーブルが別れています。
スペシャルドリンクを置くメリット
手ぶらで走ることができる
いつもはベルトポーチにゼリーを入れて走りますが、本当に手ぶらで走ることができました。
ベルトポーチが上に上がってきて嫌な思いをすることがありません。
少しでも体を軽くできるのはありがたいです。
好きな量が飲める
ゼネラルドリンクだと、コップによっては少ししか入っていなかったり、ランナーが多くて注ぐのが間に合っていない時があります。自分で好きな量を入れているので、飲みたい量だけ飲むことが出来ます。
好きな濃さで好きなもの飲める
ゼネラルはたいていスポーツドリンクか水です。薄かったり、濃かったりすることがありますが、スペシャルなら自分の好きな濃さで好きなようにドリンクを作ればいいです。
給水のチャンスが増える
スペシャルのテーブルの方が手前にありますので、スペシャルで飲み足りない場合や、取りそこねた場合はゼネラルを取ることができます。給水のチャンスが倍になるのは大きなメリットです。
スペシャルドリンクを置くデメリット
準備が面倒
前日にやることが増えます。前日はさっさと準備を終わられて寝てしまいたいですよね。
これが最大のデメリットです。
持ち運びが面倒
旗を折らないようにとか、気をつけながら運ぶ必要があります。
車で現地入りするなら気にならないでしょうが、バスや電車だと気を使います。
給水地点で手を挙げてアピールするのが少し疲れる
自分のゼッケンを読み上げてもらえるまで手を挙げ続けるのですが、苦しい35キロ地点などは手を挙げるのも少ししんどかったです。
自分のスペシャルドリンクを取れなかったときは精神的にショックを受ける
ゼリーを貼り付けている地点などどうしても取りたいスペシャルドリンクを取れなかったときは、凹みます。
でもすぐに気分を切り替えてゼネラルに手を伸ばしましょう。
自分のドリンクを探すときに時間がロスする
うまく受け取れなかったときは、立ち止まって探すので数秒時間をロスします。
私は、15キロ地点でアピールが足らず、番号を読み上げてられなかったので、少し止まって自分で取りました。
それ以外は、うまくスタッフの方が渡してくれました。
結論
前日の準備が少し手間ですが、その手間をかけてでも、当日、ゼリーやドリンクを持たずに走れるメリットは大きいです。少しでも体を軽くして走りたいからです。
スタッフの方が自分のスペシャルドリンクを見つけて手渡してくれたときには、「自分ごときのへなちょこランナーにここまでしてくださってありがとう!」と少し感動しました。
あいの土山や篠山ABCマラソンなど、一般のランナーでもスペシャルドリンクを置ける大会では、ありがたく置かせてもらって、一生懸命走ろうと思います。
(おしまい)